世界经典童话诵读-三人の糸紡ぎ女
(三个纺纱女)
《日语有声读物-世界经典童话诵读(日汉对照)(含光盘) 》是本好书,每天早上读着读着就记住了很多单词,更重要的是学会了很多地道的表达,还锻炼了口语。
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むかしむかし
ところ
なま
もの
むすめ
昔々、ある所に、とても怠け者の娘がいました。
むすめ
いとつむ
だいきら
娘は糸紡ぎが大嫌いです。
ひ
かあ
いとつむ
むすめ
ある日、お母さんがむりやり糸紡ぎをさせようとすると、娘は
おお
な
だ
大声で泣き出しました。
くに
じょおう
むすめ
いえ
まえ
とお
そのとき、この国の女王さまが娘の家の前を通りかかりました。
じょおうさま
たず
そして、女王様が尋ねました。
むすめ
な
「どうして、この娘は泣いているのですか?」
かあ
むすめ
なま
は
おも
お母さんは、娘が怠けものなのを恥ずかしく思い、
こ
いとつむ
だいず
いとつむ
や
「は、。この子は糸紡ぎが大好きで、いつも糸紡ぎを止めさせ
な
ようとすると泣くのです。」
はんたい
い
と、反対のことを言ってごまかしました。
じょおうさま
すると女王様は、
はたら
もの
かんしん
むすめ
しろ
つ
「そんなに働き者とは、感心な娘ですね。よろしい。白へ連
いすいとつむ
れて行って、好きなだけ糸紡ぎをさせてあげましょう。」
むすめ
しろ
つ
い
と、娘をお城に連れて行ったのです。
じょおうさま
むすめ
いとつむ
へや
つ
い
い
女王様は、娘を糸紡ぎ部屋に連れて行くと、言いました。
みっ
へや
み
へや
「ここには三つの部屋があります。この三つの部屋いっぱいのア
ぜんぶつむ
けっこん
サを全部紡いだら、おうじと結婚させてあげましょう。」
さんびゃくねん
むり
(そ、そんなのできない。三百年かかっても無理だわ。)
ひとりのこ
むすめ
な
さんにん
ふしぎ
一人残されて娘が泣いていると、どこからか、三人の不思議な
おんな
あらわ
女の人たちが現れました。
ひとり
ひら
おお
あし
一人は平べったい大きな足。
ひとり
した
た
さ
なが
くちびる
一人はあごの下まで垂れ下がった長い唇。
のこ
ひとり
おお
おやゆび
残りの一人は、バナナほどの大きな親指をしていました。
さんにん
むすめ
い
三人は娘に言いました。
まえ
たす
おうじ
けっこんしき
わたし
さんにん
「お前を助けてあげよう。王子との結婚式に私たち三人を、
まえ
よ
お前のおばとして呼んでくれるならね。」
やくそく
「ええ、約束するわ。」
むすめ
い
さんにん
いと
つむ
はじ
と、娘が言うと、三人はすぐに糸を紡ぎ始めました。
おお
あし
おんな
いとぐるま
ふ
なが
くちびる
おんな
いと
大きな足の女が糸車を踏み、長い唇の女が糸をなめて
しめ
おお
おやゆび
おんな
いと
みごと
つむ
湿らせ、大きな親指の女がその糸を見事に紡ぎました。
つぎ
ひ
じょおうさま
へや
つ
あ
いと
やま
み
次の日、女王様は部屋いっぱいに積み上げられた糸の山を見て、
むすめ
おうじ
けっこんしき
じゅんび
と
か
すぐに娘と王子の結婚式の準備に取り掛かりました。
おうじ
よ
はたら
むすめ
よめ
ほんとう
「王子や、こんなに良く働く娘をお嫁さんにもらえて、本当
よ
に良かったわね。」
かあさま
「はい、お母様。」
まいにち
よめ
いと
つむ
「これからは、毎日お嫁さんに糸を紡いでもらいましょうね。」
かあさま
「はい、お母様。」
じょおうさま
おうじさま
きげん
ことば
き
むすめ
かお
女王様も王子様もご機嫌でしたが、その言葉を聞いて娘の顔
ま
さお
は真っ青になりました。
まいにちいと
つむ
(ええ?毎日糸を紡がなければならないの!そんなことになったら、わたし死んでしまうかも。)
むすめ
いと
まいにちつむ
ほんとう
はな
おうじさま
娘は、糸を毎日紡ぐぐらいなら、本当のことを話して王子様
けっこん
おも
との結婚はあきらめたほうがいいと思いました。
おうじさま
じつ
「あの、王子様。実は…」
い
さんにん
おんな
あらわ
と、言いかけたところへ、あの三人の女が現れたのです。
おうじ
おんな
きみょう
すがた
さんにん
たず
王子は、その女たちの奇妙な姿にビックリして、三人に尋ねました。
おお
あし
おや
「なぜ、おばさまたちは、そんなに大きな足や、くちびるや、親
ゆび
指をしているのですか?」
いとぐるま
ふ
「いつも、糸車を踏んでいるからだよ。」
いと
「いつも、糸をなめるからだよ。」
いと
つむ
「いつも、糸を紡ぐからだよ。」
さんにん
おんな
へんじ
き
おうじさま
さけ
三人の女の返事を聞くと、王子様は叫びました。
いとつむ
「いつも糸紡ぎをすると、そうなってしまうのですか!」
はなよめ
わたし
すがた
「そうだよ。おうじさまの花嫁も、そのうち私たちのような姿になるでしょうね。」
たいへんはなよめいとつむいっしょう
「それは大変だ。よし、花嫁には糸紡ぎを一生させないようにしよう!」
いとつむ
きら
むすめ
いとつむ
いっしょう
と、いうわけで、糸紡ぎの嫌いな娘は、糸紡ぎを一生しな
おうじさま
しあわ
く
くてもいいことになり、やさしい王子様と幸せに暮らしました。
中文翻译:
从前有个女孩,她非常懒惰。 女孩最不愿意纺纱。
有一天,母亲强迫她纺纱,女孩就嚎啕大哭起来。 正巧这时这个国家的王后从门前经过。 王后问:
“你的女儿为什么哭呀?”
做母亲的不好意思说自己的女儿懒惰,
“这个孩子特别喜欢纺纱,每次我叫她不要再纺了,她就会大哭。” 母亲故意说了相反的话来应付。
王后说:“这个勤劳的姑娘,真让人佩服呀。好,我把她带到我的城堡里,让她尽情地纺纱。” 王后把女孩带回了王宫。
王后领着女孩到了纺纱的房间,对女孩说:
“这里有三个房间,如果你把这三个房间里的麻全部纺完,我就让你嫁给王子。”
女孩心想,“可我根本做不来呀,即使花上三百年也做不到。” 剩下女孩独自一人时,她就大哭了起来。这时,不知从哪里来了三个长得很奇怪的女人。 第一个女人的脚板又平又宽。
第二个女人的下嘴唇很长,耷拉到下巴上。 而第三个的大拇指像香蕉那么大。